山川 世界史小辞典 改訂新版 「イスタンブル」の解説
イスタンブル
&Iodot;stanbul
ボスフォラス海峡を挟んでアジアとヨーロッパ両大陸にまたがる都市。コンスタンティヌス大帝の遷都まではビザンティウム。その後はビザンツ帝国の首都コンスタンティノープルとして,1453年にオスマン帝国に占領されるまでビザンツ文化の中心であった。オスマン帝国の首都となってからは,イスラームの政治と文化の中心であったが,トルコ革命によってトルコ共和国が生まれると(1923年),首都はアンカラに移された。しかし,現在もトルコ最大の都市として,経済面・文化面で中心的役割を果たしている。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報