ビザンツ文化(読み)ビザンツブンカ

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ビザンツ文化」の解説

ビザンツ文化(ビザンツぶんか)

ギリシア古典を尊重するあまり,人文的文化は独創的なものは少なかった。初期は異教的なものとキリスト教的なものが併存し,中期には単性論イコン破壊運動に刺激された神学隆盛英雄叙事詩『ディエニス・アクリタス』を生み,古代の異教的学識とキリスト教的理念を融合させた普遍的・百科全書的知識が展開した。ビザンツ帝国が衰退した後期でも博識な学芸伝統は続き,静寂主義や教会合同をめぐって神学論争が活発で,最後にはキリスト教の束縛を脱したプリソンのような新プラトン派の思想家が出た。歴史叙述の伝統はプロコピオス,ミハイル・プセロス,アンナ・コムニニおよび帝国の最後を記述した歴史家たちに至るまで続いた。しかし自然科学の分野ではみるべき成果はなかった。

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旺文社世界史事典 三訂版 「ビザンツ文化」の解説

ビザンツ文化
ビザンツぶんか

ビザンツ帝国の文化
ヘレニズム文化を主流に,ギリシアの伝統を保存するとともに,西アジアの文化を融合させた。芸術面でその本領が発揮され,セント−ソフィア聖堂はその代表イタリアルネサンスにも大きな影響を与えた。

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