ギリシア古典を尊重するあまり,人文的文化は独創的なものは少なかった。初期は異教的なものとキリスト教的なものが併存し,中期には単性論やイコン破壊運動に刺激された神学の隆盛と英雄叙事詩『ディエニス・アクリタス』を生み,古代の異教的学識とキリスト教的理念を融合させた普遍的・百科全書的知識が展開した。ビザンツ帝国が衰退した後期でも博識な学芸の伝統は続き,静寂主義や教会合同をめぐって神学論争が活発で,最後にはキリスト教の束縛を脱したプリソンのような新プラトン派の思想家が出た。歴史叙述の伝統はプロコピオス,ミハイル・プセロス,アンナ・コムニニおよび帝国の最後を記述した歴史家たちに至るまで続いた。しかし自然科学の分野ではみるべき成果はなかった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
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