イチョウボク(読み)いちょうぼく

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イチョウボク
いちょうぼく
[学] Portulacaria afra (L.) Jacq.

スベリヒユ科ポーチュラカリア属の低木状多肉植物。南アフリカのカルー地方の乾燥地原産で、高さが2メートルにもなり、地域によっては優占群落をなす。枝は多肉質で、多数分枝し、明瞭(めいりょう)な節がある。葉は倒卵形で多肉質、長さ約1.2センチメートル、普通は短枝の先に2枚対生する。葉形がイチョウに似るので、その名がついた。花は淡紅色の梅咲きで径1センチメートル。日本ではほとんど花をつけない。鉢植え栽培のほか、地中海地方などでは生け垣にする。葉が黄覆輪の品種がある。強健であるが、冬は3℃以上に保つ必要がある。

[湯浅浩史]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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