イトキンポウゲ(読み)いときんぽうげ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イトキンポウゲ」の意味・わかりやすい解説

イトキンポウゲ
いときんぽうげ / 糸金鳳花
[学] Ranunculus reptans L.

キンポウゲ科(APG分類:キンポウゲ科)の多年草。茎は細く地上をはう。葉は葉身と葉柄区別がなく、幅約1ミリメートルの糸状であるのでこの名がある。7~8月、径約6ミリメートルの黄色花を開く。本州中部地方と北海道山間水辺に生え、北半球に広く分布する。

[門田裕一 2020年3月18日]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android