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イヌクグ いぬくぐ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イヌクグ

クグ」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イヌクグ
いぬくぐ
[学]Cyperus cyperoides (L.) O. Kuntze

カヤツリグサ科の多年草。高さは30~80センチメートル、茎の基部は球状に膨れ、赤紫色を帯び、葉は幅3~6ミリメートル。花期は夏から秋で、茎頂に数個から十数個の花穂をつける。海岸近くの日当りのよい草地に生え、畑や果樹園の雑草となる。関東地方南部、紀伊半島、四国、九州、沖縄にみられ、世界の熱帯に広く分布する。クグともよばれるが語源は不明。小穂が基部から落ちるため、カヤツリグサ属と区別し、イヌクグ属を認める説もある。[木下栄一郎]

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世界大百科事典内のイヌクグの言及

【ヒメクグ】より

…ヒメクグは日本全国と中国に分布するが,その基本変種であるタイワンヒメクグK.brevifoliaはほとんど全世界の暖帯から熱帯に分布する雑草であり,牧草になるし,根茎は感冒,痛み止めなどに漢方で利用される。 クグとはカヤツリグサ類の古い名称であるが,ヒメクグに近縁のカヤツリグサ類としては本州の南部から熱帯に分布する,それぞれ別属のイヌクグMariscus sumatrensis (Retz.) T.Koyama(=Cyperus cyperoides (L.) O.Kuntz.),ムツオレガヤツリTorulinium odoratum (L.) S.Hooper(=Cyperus ferax Rich.)や,ヒンジガヤツリLipocarpha microcephala Vahlがある。これらは直立した茎の頂に散形花序をつけ,むしろカヤツリグサ属Cyperusに近い外形をとる。…

※「イヌクグ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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