くぐ

精選版 日本国語大辞典 「くぐ」の意味・読み・例文・類語

くぐ

〘名〙
植物はますげ(浜菅)」また、「しおくぐ」の古名。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
カヤツリグサ科多年草。本州中部以西の日当たりのよい草地に生える。稈(かん)は三稜柱形で高さ三〇~八〇センチメートルになり、基部から幅三ミリメートルで、稈より短い葉をまばらにつける。夏から秋にかけ、茎頂に褐緑色の円柱形の花穂を一〇個ほどつける。いぬくぐ。〔和漢三才図会(1712)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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