イバノフランキウシク州(読み)イバノフランキウシク(その他表記)Ivano-Frankivsk

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イバノフランキウシク州」の意味・わかりやすい解説

イバノフランキウシク〔州〕
イバノフランキウシク
Ivano-Frankivsk

ウクライナ西部の州。州都イバノフランキウシク。北東部のドニステル川ドネストル川沿岸の平野から南西部のカルパート山脈にかけてしだいに標高が高くなる。都市人口は約 3分の2を占め,石油・天然ガス,カリウム塩などの採掘・加工,木材加工,農業機械製造,その他手工業(木彫陶器,絨毯)が盛んである。平野でコムギライムギトウモロコシ,アマ,テンサイ,タバコ,山麓ブドウが栽培され,山地では牧畜が行なわれる。カルパート山脈には多くの保養地がある。面積 1万3928km2。人口 138万2553(2015推計)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む