イブン=シーナー(英語表記)Ibn Sīnā

旺文社世界史事典 三訂版 「イブン=シーナー」の解説

イブン=シーナー
Ibn Sīnā

980〜1037
イラン系の医学者・哲学者。ラテン語名はアヴィケンナAvicenna
ブハラ出身で,サーマーン朝に宮廷医として仕えた。『医学典範』はギリシアアラビア医学を集大成したものとして有名。12世紀から17世紀にかけてヨーロッパ医学校で基本書とされた。ほかに哲学関係の著作多数あり。

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