ウィーン幻想派(読み)ウィーンげんそうは

大辞林 第三版の解説

ウィーンげんそうは【ウィーン幻想派】

1960年代のウィーンを中心に始まった幻想絵画のグループ。無意識下の世界を、魔術的ともいえる徹底した写実主義で表現しようとする。

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百科事典マイペディアの解説

ウィーン幻想派【ウィーンげんそうは】

ウィーン幻想的レアリスム派ともいわれる。第2次大戦後,ウィーンで興った幻想的な絵画およびその画家たち(ルドルフ・ハウズナー,エルンスト・フックス,エーリッヒ・ブラウアー〔1929-〕,アントン・レームデン〔1929-〕,ボルフガング・フッター〔1928-〕など)を指す。ボスブリューゲルなどの北方絵画の伝統とシュルレアリスムの影響が濃く,黙示録的ビジョンやエロティシズムの神秘,幻想的情景など,内的世界に展開するイメージを鮮やかな色彩と克明な描写で描き出した。

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