デジタル大辞泉
「神秘」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しん‐ぴ【神秘】
- 〘 名詞 〙 ( 古くは「じんぴ」とも )
- ① ( ━する ) 神業(かみわざ)として秘めておくこと。
- [初出の実例]「この家根本の神職の家たれば、神秘(シンヒ)に巨細可レ有」(出典:本福寺跡書(1560頃))
- 「Iinpiuo(ジンピヲ) アラワス〈訳〉カミが秘密を明らかにする。あるいは、他の者が神にかわって秘密を明らかにする」(出典:日葡辞書(1603‐04))
- [その他の文献]〔史記索隠‐蘇秦伝〕
- ② ( 形動 ) 人の知恵でははかり知れない、霊妙不思議な秘密。ふつうの理論や認識を超えた事柄。また、そのさま。
- [初出の実例]「此の法師は神秘(ジンヒ)ある者也」(出典:源平盛衰記(14C前)一九)
- 「何たる神秘、落ちついた真青な輝き…」(出典:桐の花(1913)〈北原白秋〉白猫)
- [その他の文献]〔梁武帝‐遊仙詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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