ウエーデルン

デジタル大辞泉 「ウエーデルン」の意味・読み・例文・類語

ウエーデルン(〈ドイツ〉wedeln)

《尾を振る意》スキーで、連続的に小さく回転しながら滑降すること。また、その技術

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精選版 日本国語大辞典 「ウエーデルン」の意味・読み・例文・類語

ウェーデルン

  1. 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] wedeln ) スキーで、連続的に小回りの回転をしながら滑降すること。
    1. [初出の実例]「大袈裟に腰をひねってウェーデルンを繰返した」(出典:遭難(1970)〈加賀乙彦〉)

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百科事典マイペディア 「ウエーデルン」の意味・わかりやすい解説

ウェーデルン

スキーの回転技術の一つ。ドイツ語Wedelnは〈尾を振る〉の意。小さい回転を小きざみに繰り返す連続ターンで,回転の終末局面がそのまま次の回転の導入局面となる。上半身をつねに谷側に向けているために生じる下半身の逆ひねり運動,脚の柔らかくてリズミカルな曲げ伸ばし運動,踵(かかと)の強い押し出しなどが特徴。狭い急斜面をスピードをコントロールしながら滑降する技術。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウエーデルン」の意味・わかりやすい解説

ウェーデルン
wedeln

オーストリアスキーの回転技術。クリスチャニアを小回りに連続して行なうこと。動物が尾を振り回す状態に似せてこの名がある。回転の後半を次の動作のきっかけとし,斜滑降を含まないクリスチャニアを左右連続して行なう。

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