ウミゾウメン(海素麵)(読み)ウミゾウメン(英語表記)Nemalion vermiculare Suringar

世界大百科事典 第2版の解説

ウミゾウメン【ウミゾウメン(海素麵) Nemalion vermiculare Suringar】

暗紅色のそうめんに似た形状で,潮間帯上部の岩上に生育する紅藻ベニモズク科の海藻。ひも状でやわらかく,ぬるぬるする。体は太さ1.5~2mm,長さ10~20cmで,基部で数本に分岐するものもあれば,全く分岐しないものもある。冬から春にかけて生育し,夏には消失する。夏には微細な無性の糸状体で過ごすことが知られている。暖流の影響の強い地域を除く日本各地の沿岸に分布し,さらに朝鮮半島,中国,サハリンにもみられる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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