エウスタキオ管(読み)エウスタキオカン

世界大百科事典内のエウスタキオ管の言及

【エウスタキオ】より

…本書の銅版画はベサリウスの《ファブリカ》をしのぐほどみごとで,交感神経,歯牙,顔面筋,喉頭,副腎などの図解がある。いまもエウスタキオ管(耳管,欧氏管)やエウスタキオ弁(下大静脈弁)の呼名がのこされている。【古川 明】。…

【耳管】より

…この管は骨をでてから下方にらっぱ状に広がるので,耳らっぱ管ともよばれる。またB.エウスタキオが1563年に初めてこれについて書いたのでエウスタキオ管ともいう。その名前をドイツ語式に発音して日本ではよくオイスタキー管といい,またオイEuに〈欧〉の字をあてて欧氏管ともいう。…

【中耳】より

…舌弓の要素であった舌顎骨は変形し,空気呼吸をする両生類に進化するとともに,それは鼓膜と内耳をつなぐ最初の耳小骨になり,外気の振動を内耳へ伝える聴音装置となった。そして,もとの鰓孔の深部は耳管(エウスタキオ管,欧氏管)として存続している。魚類では鰓孔や呼吸孔は開通するが,四足動物では開通せず,これを鼓膜がおおっている。…

【耳】より

…齧歯(げつし)類や食肉類には大きな泡状の耳胞をもつものが少なくない。 他方,魚類段階での呼吸孔の空所は両生類以上の動物では鼓室と咽頭腔をつなぐ耳管(エウスタキオ管)として残り,外気圧に対して鼓室腔の気圧を調節するという重要な働きをもっている。鼓膜は両生類では体表と同じ面にあり,爬虫類,鳥類ではふつう体表より少しくぼんだ穴の中にあるが,哺乳類ではさらに奥深いところにある。…

※「エウスタキオ管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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