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エゴグラム(読み)えごぐらむ(英語表記)Egogram

知恵蔵miniの解説

エゴグラム

5つの自我状態の心的エネルギーレベルから性格を分析する手法。カナダ出身の精神科医エリック・バーンが1957年に創始した心理学理論「交流分析」を元に、その弟子であるアメリカの精神科医・心理学者のジョン・M・デュセイが作り上げた。5つの自我状態とは、CP(批判的親)、NP(養育的親)、A(大人)、FC(自由な子供)、AC(順応した子供)であり、質問などによりそれぞれのレベルを判断、その人の性格パターンを分析する。日本では東大式エゴグラム(TEG)やその応用法が流布している。

(2012-12-25)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

百科事典マイペディアの解説

エゴグラム

人の自我の状態をいろいろな側面に分けて分析し,どの部分が強く,どの部分が弱いかを調べグラフ状にしたもの。〈P的〉=親的,親から得たもの,〈A的〉=おとな的,おとなになってから得たもの,〈C的〉=子ども的,子どものときからもっているもの,の三つの要素を基本に,以下の五つの側面の強弱から性格傾向を導き出す。〈CP〉=批判的な親。相手を批判したり欠点を見つけだしたりする,道徳的,威圧的な個性。〈NP〉=養育的な親。成長を養育したり促したりする,受容的,過保護的な個性。〈A〉=おとな。論理的で正確,客観的,冷酷な個性。〈FC〉=自由な子ども。喜びと軽薄さ,天真爛漫,衝動的な個性。〈AC〉=順応した子ども。順応したり妥協したりする個性。 自分を知ることで,異なった自我状態をもつ人々とのコミュニケーションがうまくできるような,セルフコントロールの方法が身につく。そして,自分らしさを失わず,家庭や学校,社会との調和も保ちつつ,自己実現へつなぐことができる。本来は米国の精神科医ジョン・M.デュセーが開発した交流分析という精神療法を行う際に使用するもの。簡単でわかりやすいことから,学校や職場での自己啓発や,自己改造の訓練などに,広く用いられている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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