既成の特権階層を意味し、社会システムや経済システムなどのさまざまなシステム内部に存在する権力構造、権威体系、支配体制をいう。1960年代にアメリカなどで盛行した反体制を標榜(ひょうぼう)する行動主義過激派が運動の攻撃標的としてこの語を好んで使用した。軍隊や官僚機構、巨大組織などの常備編成、常置人員組織をさしても使用される。最近では、社会運動との関連で、「既成特権階層」の意味で使われることが多い。アメリカでは、政・財・官・言論界をリードする東部エスタブリッシュメント、巨大産軍複合体、ロックフェラーなどの巨大企業グループなどが有名。
[岡沢憲芙]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新