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エゾハルゼミ えぞはるぜみ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エゾハルゼミ
エゾハルゼミ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エゾハルゼミ
えぞはるぜみ / 蝦夷春蝉
[学]Terpnosia nigricosta

昆虫綱半翅目(はんしもく)セミ科に属する昆虫。日本全土、樺太(からふと)(サハリン)、南千島に分布。体長は翅端(したん)まで38~43ミリメートルの中形のセミである。体は大部分が黄褐色で、頭部と胸部は緑色を帯び、黒色の斑紋(はんもん)がある。はねは黒褐色の翅脈を除いて透明である。北海道や東北地方では平地から山地に生息するが、そのほかの地方では、標高700~1500メートルのブナ林やミズナラ林に多い。成虫は5月下旬から7月にかけて出現し、鳴き声は、ミョーキン、ミョーキン、ケケケケ……と聞こえる。[立川周二]

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世界大百科事典内のエゾハルゼミの言及

【セミ(蟬)】より

…松尾芭蕉の〈閑かさや岩にしみ入る蟬の声〉という俳句は有名で,梅雨の晴れ間の静寂の中からニイニイゼミの澄んだ声が聞こえてくる情景を表している。また,空からのミョーキン!ミョーキン!シネシネ……という声を聞いて悟りをひらいたという明欽坊の話,同じような浄金坊の話(九州英彦山)など,いずれもエゾハルゼミにかかわるものである。セミは声の虫であり,蟬という字も鳴声に由来している。…

【ハルゼミ(春蟬)】より

…雄は鳴く前後,枝上をよく歩き回る。 同属のエゾハルゼミT.nigricostaはわずかに大きく,体長は雄30~37mm,雌23~26mm,前翅の開張は72~86mm。胸背には緑色,褐色,黒色の斑紋があり,腹部は橙褐色。…

※「エゾハルゼミ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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