エドワード・G. ロビンソン(英語表記)Edward G. Robinson

20世紀西洋人名事典 の解説

エドワード・G. ロビンソン
Edward G. Robinson


1893.12.12 - 1973.1.6
米国の映画俳優。
ブカレスト生まれ。
本名Emmanuel〉 エマニュエル〈Goldenberg ゴールデンバーグ。
弁護士を志しシティ・カレッジに入学するが、奨学金を得てアメリカ演劇アカデミーで学び、1915年ブロードウェーにデビュー。のち舞台と映画で頭角をあらわし、8本目の出演映画「犯罪王リコ」(’31年)で成功する。第二次世界大戦中「反ナチ同盟」に積極的に協力したことが戦後になって共産主義の同調者とみなされ、左右両陣営の攻撃をうけることになった。「ソイレント・グリーン」(’73年)を最後に不遇のうちに癌で死亡。’73年死亡直前でアカデミー特別賞受賞。自伝「All My Yesterdays」(’73年)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android