日本大百科全書(ニッポニカ) 「オオバヤシャブシ」の意味・わかりやすい解説 オオバヤシャブシおおばやしゃぶし / 大葉夜叉五倍子[学] Alnus sieboldiana Matsum. カバノキ科(APG分類:カバノキ科)の落葉低木。葉は長卵形で、縁(へり)に重鋸歯(じゅうきょし)があり、側脈は12~16対。雌雄同株で、3~4月に開花。果穂は球状で広楕円(こうだえん)形。本州の関東地方から紀伊半島にかけて、海岸近くに分布する。砂防用に植えられる。[菊沢喜八郎 2020年2月17日] オオバヤシャブシ オオバヤシャブシの花序 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のオオバヤシャブシの言及 【ヤシャブシ】より …北海道,本州,四国に分布する。オオバヤシャブシA.sieboldiana Matsum.はヤシャブシより葉が幅広く,卵形。雌花序は雄花序より上部の芽にあり,通常1個。… ※「オオバヤシャブシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by