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オノエリンドウ おのえりんどう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オノエリンドウ
おのえりんどう / 尾上竜胆
[学]Gentianella takedae (Kitag.) Satake

リンドウ科の越年草。茎は高さ5~25センチメートル。葉は広披針(こうひしん)形、先は鈍くとがり、基部は円く柄(え)はない。8~9月、茎頂や葉腋(ようえき)に紅紫色または青紫色の花を上向きに開く。花冠は4裂ないし5裂する。高山帯の風当りの強い草原に生え、北海道南部、本州の中部地方に分布する。名のオノエは高所の意味。オノエリンドウ属は花冠裂片の喉部(こうぶ)に細裂する内片がある。世界に250種、そのうち日本に3種ある。[高橋秀男]

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世界大百科事典内のオノエリンドウの言及

【タカネリンドウ】より

… 日本の高山性リンドウ科植物には分布の極限されたものもある。北海道の礼文島,大平山などには,花冠裂片の内側に房状付属物をもち,萼裂片が耳状のチシマリンドウGentianella auriculata (Pall.) Gillettが,大雪山,夕張岳,日高山脈には萼裂片が線状披針形のユウバリリンドウG.yuparensis (Takeda) Satakeがみられ,その亜種オノエリンドウssp.takedae (Kitagawa) Toyokuniは,本州中部と北海道羊蹄山の高山帯にみられる。また全体小型で,花冠裂片の房状付属物が中央で2群に裂けるサンプクリンドウComastoma pulmonarium (Turcz.) Toyokuni ssp.sectum (Satake) Toyokuniは南アルプス高山帯の特産である。…

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