精選版 日本国語大辞典 「オランダ芥子」の意味・読み・例文・類語 オランダ‐がらし【オランダ芥子】 〘 名詞 〙 アブラナ科の水生多年草。ヨーロッパ原産で、日本には明治初年に渡来し各地に野生化し、また食用に栽培されている。茎は中空で斜めに立ち上がり、高さ五〇センチメートル以上になる。葉は互生し羽状に切れ込み、各小葉は卵形で先端の葉が大きい。初夏、茎の頂に小さな白色の四弁花をやや密につける。若い茎葉は独特の香りと辛みがあり、サラダや肉の添え物、また、ゆでて和え物などにする。みずがらし。オランダみずたがらし。ウォータークレス。クレソン。《 季語・春 》 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例