日本大百科全書(ニッポニカ) 「オリサバ火山」の意味・わかりやすい解説 オリサバ火山おりさばかざんPico de Orizaba メキシコの首都メキシコ市東方、オリサバ市の北西にそびえる安山岩質活火山。別名シトラルテペトルCitlaltepetl(星の山の意)。標高5675メートル。同国の最高峰で、北アメリカでは第3位の山である。16~17世紀に4回噴火したが以後は平穏である。四季を通じて雪を頂き、山麓(さんろく)のオリサバ市は水に恵まれて紡績が発達し、周辺ではサトウキビの栽培が盛んである。[諏訪 彰] オリサバ火山 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例