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カズイスチカ casuistica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カズイスチカ
casuistica

決疑論。倫理神学の用語。道徳的問題を個々の具体的状況 casusにおいて道徳的規範に照して解決する方法。初代教会以来イエスの教えがそのように用いられてきたが,カトリック教会で告解の秘跡が重んじられだしてから発展。蓋然説,厳密蓋然説,折衷的蓋然説などが対立。蓋然説は道徳の低下を招くとしてパスカルの批判を受けたが,のち修正されてローマ教会の主流をなしている。

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