コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

カタリナ修道院 カタリナしゅうどういん

世界大百科事典 第2版の解説

カタリナしゅうどういん【カタリナ修道院】

シナイ半島南部ムーサー山(聖書のシナイ山)の北の山麓にある修道院。527年にビザンティン皇帝ユスティニアヌス1世によって建立された。名称は,4世紀初頭にアレクサンドリアで殉教したという聖女カタリナに由来する。後代の伝説によればカタリナの遺体は天使によってシナイ山に運ばれたという。この修道院は東方正教会に属すが,管轄の点ではアレクサンドリア総主教からもエルサレム総主教からも独立しており,1575年以来,修道院長を首長(大主教)とするシナイ教会を形成している。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のカタリナ修道院の言及

【カタリナ[アレクサンドリアの]】より

…屍は天使がシナイ山に運んだ。今日シナイ山のカタリナ修道院には彼女の墓といわれるものがある。伝説にちなんで,少女,哲学者,パリ大学(中世には哲学で知られた)など多くの大学また図書館,殉教具から車大工,粉屋などの守護聖人。…

【シナイ】より

… シナイの語源は,前3000年ころのメソポタミアのアッカド語で〈月の神〉を意味するシンSinという言葉である。旧約聖書でモーセが十誡を授かったシナイ山は現在のモーセ山(ムーサー山)とされ,その山麓にはカタリナ修道院が建てられている。半島各地から新石器時代の石器をはじめとする遺物が発見されている。…

※「カタリナ修道院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

カタリナ修道院の関連キーワードカタリナ[アレクサンドリア]聖カトリーナ修道院ティッシェンドルフシナイ版聖書写本キリストの変容シナイ[山]シナイ写本シナイ半島

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

カタリナ修道院の関連情報