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カラベル カラベル caravel; carvel

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カラベル
カラベル
caravel; carvel

15~16世紀にポルトガル地方を中心に使われた軽快な帆船で,2~3本の帆柱に三角帆のみを装備するものと,前檣 (ぜんしょう) と主檣に横帆,後檣に三角帆を装備するものとがあった。最大の特徴は,それまでのカラックなど鎧張りだった船体外板の張り方を,平張り,つまり外板同士を突き合せにして張る方式にしたことで,これをカラベル造りといい,今日では船そのものよりも有名になっている。

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カラベル
カラベル

シュド・カラベル」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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大辞林 第三版の解説

カラベル【caravel】

スペイン・ポルトガルで中世以後に用いた、二、三本のマストに三角帆を用いた小型帆船。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カラベル
からべる
Caravelle

フランスのシュド・アビアシオン社(現在のアエロスパシアル社)が生産した短距離路線用双発ジェット旅客機。快走帆船の意味で、1955年4月21日完成、同年5月27日初飛行した。当時、ジェット旅客機は経済性の関係から長距離路線にしか使用できないと考えられていたのを、中・短距離路線でも十分使用できることを実証するとともに、2基のエンジンを尾部に取り付けるという画期的な配置を世界に先駆けて採用した点が特徴である。最終生産型の12型を例にとると、全幅34.3メートル、全長36.2メートル、翼面積146.7平方メートル、最大重量58トン、最大乗客数118人、最大時速810キロメートルといったデータをもっている。
 尾部エンジン装備方式は、ジェットエンジンの特徴を最大限に生かしたもので、その後につくられた民間用双発ジェット機の標準方式となり、これを初めて採用したカラベルは航空史に残る名機と評価されている。しかし、設計の時点が早かったため、ライバル機が輩出するようになると、しだいに旧式化が目だち始め、72年末、279機をもって生産を終了した。[落合一夫]

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