カラーテレビ

精選版 日本国語大辞典 「カラーテレビ」の意味・読み・例文・類語

カラー‐テレビ

〘名〙 (テレビは「テレビジョン」の略) 画像色彩のあるテレビジョン。被写体の色を赤、青、緑の光の三原色に分解して撮影し、それぞれ原色に対応する映像信号によって受像組み合わせ、色彩画像とするもの。
※カラー・テレビの旋風(1956)〈室谷邦夷〉遙かなる旅路「更にカラー・テレビについての各関係機関の意見解説などを聴取し」

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「カラーテレビ」の意味・わかりやすい解説

カラーテレビ
からーてれび

テレビジョン

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のカラーテレビの言及

【色】より

…どのような色でも三つの原刺激の加法混色によって再現できるという三色性は,このように負の原刺激を加え合わすという表現を許して初めて完全なものになるのである。三色性はたいへんおもしろい目の性質であるが,この性質を積極的に利用したのがカラーテレビである。カラーテレビのブラウン管の面を虫眼鏡で拡大して見ると,赤,緑,青の小さい三つの色が順序よく並んでいるのがわかる。…

【家庭電器】より

…基本特許は外国から導入される場合が多かったが,短期間のうちに外国に勝る製品が生産された。たとえばカラーテレビは,工業化を終えて数年後には,もともとの開発国であるアメリカへ大量に輸出されるようになった。65年から67年にかけて,国内ではカラーテレビとクーラーの需要が著しく増加し,第2次家庭電化ブームが起こった(自動車carと合わせて頭文字から三Cと呼ばれ〈新三種の神器〉といわれた)。…

※「カラーテレビ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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