カンザクラ(読み)かんざくら

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カンザクラ」の意味・わかりやすい解説

カンザクラ
かんざくら / 寒桜
[学] Cerasus × kanzakura (Makino) H.Ohba
Prunus kanzakura Makino

バラ科(APG分類:バラ科)の落葉高木。高さ4~6メートルになる。葉は倒卵状楕円(だえん)形、長さ4~10センチメートル、先は急に尾状にとがる。2~3月ごろ、葉の出る前に、径2.5~3センチメートルの淡紅色の5弁花が散形または散房状になって咲く。カンヒザクラとオオシマザクラの雑種といわれる。花期の早いサクラで、暖地の庭木に適する。オオカンザクラ、シュゼンジカンザクラなどの品種は開花がやや遅れる。

[小林義雄 2019年12月13日]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のカンザクラの言及

【サクラ(桜)】より

…
[山や里に咲くサクラ]
 日本にはサクラの種類が多いので,早春から晩春までサクラがつぎつぎに咲き,なかには季節はずれの初冬に咲くサクラもある。早春の2月に淡紅色の花が咲くものにカンザクラ(寒桜)P.×kanzakura Makinoがある。これはヒカンザクラとオオシマザクラの雑種で,大寒桜(おおかんざくら),修善寺寒桜などの品種がある。…

※「カンザクラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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