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ガラス・モザイク ガラス・モザイクglass mosaic

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ガラス・モザイク
glass mosaic

小さな色ガラスの断片を並べて,絵画や文様を表現したもの,またはその技法。一般に1辺が3~20mm大の方形のものが素材として多く使われる。ローマ時代に発達,ビザンチン時代に最盛期に達しその後衰えた。モザイクそのものの技法は,彩色土器や天然の色石を使う方法がすでに古代メソポタミアや古代エジプトで用いられていたが,ローマ時代に急速に発達したガラス産業によってガラス・モザイクが発達した。その最大の特色は,ガラス素地に金箔や銀箔をはさんで金地,銀地の背景を作ったり,それによってハイライトをつけたりすることができる点にある。技法は下地に漆喰を塗り,その上に下図を描いてモザイク片を貼付けたのち,漆喰やセメントを目地に塗込む方法と,下図を逆に描いた紙にモザイク片を貼込んで,それを漆喰やセメントの下塗りをした上に逆転して一挙に貼込み,その紙をはがして目地に漆喰やセメントを塗込む方法の2種類がある。古代では主として前者が使われた。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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