①中世末に開発され,16~17世紀にスペインの大西洋遠洋航海で用いられた,3檣(しょう)ないし4檣の大型帆船。商船にも戦艦にも用いられた。
②1564~66年以後,スペインがアメリカに派遣した護送船団のうち,パナマ地峡,カルタヘナなどに航行したもの。毎年8月にスペインを出航した。しばしば複数形でガレオネスと呼ばれた。パナマ地峡に開かれた市場では,ポトシ銀山の銀がヨーロッパ商品と交換された。初めこの貿易はセビリャ,カディスの特権商人の支配下にあったが,17世紀以後ペルレーロと呼ばれるペルー商人が積極的に介入した。ガレオネス制度は,スペイン継承戦争後,事実上廃止された。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
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