ガーナパティヤ派(読み)がーなぱてぃやは(その他表記)Gāapatya

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ガーナパティヤ派」の意味・わかりやすい解説

ガーナパティヤ派
がーなぱてぃやは
apatya

ガナパティ神を崇拝するヒンドゥー教一派。5~6世紀には存在していたとされるが、教団としての活動にこれといったものがないまま、シバ派なかに埋没していった。この神は元来マルット神群(ガナ)の首長(パティ)で、しばしば災厄をもたらす悪神とされていたが、シバ教の発展に伴い、シバ神息子(象面)として位置づけられ、知恵と富をつかさどる神とされた。ガネーシャともよばれる。現在でも、とくにマハラシュトラ州を中心に熱烈に信仰されている。

[宮元啓一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む