ガーロ族(読み)ガーロぞく(その他表記)Gāro

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガーロ族」の意味・わかりやすい解説

ガーロ族
ガーロぞく
Gāro

インド,アッサム地方のガーロ丘陵に居住する先住民。言語はチベット=ビルマ語族のボド語群に属する。人口約 50万と推定される。稲,綿の焼畑移動耕作を生業としている。川岸に村をつくり,杭上家屋に住む。社会組織は母系外婚氏族をもち妻方居住婚を行う。宗教アニミズムが盛んで,創造者の観念や木の祖先像をもち,霊魂が再び肉体に帰るという信仰をもっており,かつては首狩りも行われていた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 チベット

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む