キセノン灯(読み)キセノンとう

百科事典マイペディア 「キセノン灯」の意味・わかりやすい解説

キセノン灯【キセノンとう】

キセノンガス中のアーク放電利用した光源で,自然光に最も近い光を出す。線スペクトルのほか太陽光に似た連続スペクトルの強い白色光を発し,映写機の光源や,ストロボフラッシュ,標準白色光源などに利用。
→関連項目映写機探照灯放電灯

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キセノン灯」の意味・わかりやすい解説

キセノン灯
キセノンとう
xenon lamp

高圧のキセノンガス中の放電を利用したランプ発光スペクトルは自然昼光に近く,輝度がきわめて高いので,テレビスタジオの照明材料試験のときなどに使われる。代表的なものに短アークキセノンランプ (標準白色光源,映写用光源) ,長アークキセノンランプ (退色試験用) ,閃光放電灯 (写真用のストロボ光源,レーザーのポンピング光用) がある。

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