コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

映写機 えいしゃきmotion-picture projector

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

映写機
えいしゃき
motion-picture projector

撮影したシネフィルムを映写するための機器。フィルムのサイズにより8ミリ映写機,16ミリ映写機,35ミリ映写機,70ミリ映写機などがある。8ミリ映写機はアマチュア用が主であったが,近年ビデオにその座を奪われている。一般的には焦点距離 10~25mmのズーム式映写レンズを備え,低電圧光源を用いている。縁に磁気録音用のコーティングをしてフィルムに録音再生する装置を備えたサウンド映写機もある。標準映写速度は毎秒 18コマ。 16ミリ映写機は教育用が多く,録音再生装置を備え,毎秒 18あるいは 24コマの速度で映写する。 35ミリ映写機,70ミリ映写機は劇場用が中心で,毎秒 24コマの速度で映写し,録音再生装置が組込まれている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

映写機【えいしゃき】

映画の上映機具。フィルムを電球キセノン灯等の光源とレンズの組合せにより拡大して,スクリーン上に映写する装置。これには8mm,16mm,35mm,70mmなど各種映画用があり,フィルムを間欠輸動式で1こまずつ瞬間的に停止させて投影するものが一般的。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

大辞林 第三版の解説

えいしゃき【映写機】

映画・スライドを映す機械。強い光源とレンズの働きにより、フィルムの画像をスクリーン上に拡大して映し出すもの。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

映写機
えいしゃき
projector

映画やビデオ映像をスクリーンなどに投影するために用いる装置。映画の最初期では、映写機はカメラと同一のものであった。同時にカメラはネガ・フィルムからポジ・フィルムへの焼付機の役割も果たしていた。
 映画用映写機は光源とシャッター、レンズとフィルム送出装置から構成されている。サイレント(無声)映画の時代はカメラ同様、手回しによる映写機も存在したが、トーキー(発声映画)になってからは、一定速度でフィルムが送られるモーター駆動になっている。その機構はカメラと同様で、一コマ分のフィルムがレンズ前に送られるとシャッターが開き、フィルム上に記録されている映像が光源からの光によってスクリーンに映写される。そしてシャッターが閉じると新たに一コマ分のフィルムがレンズ前に送り出される。映写機はこの間欠駆動による行為を繰り返しているのである。トーキー用の映写機には、サウンド・ヘッドsound headとよばれる、フィルム上に記録された音声情報を再生するための装置も備えている。[江口 浩]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

映写機の関連キーワードウイリアム フリーズ・グリーンオーギュスト リュミエールチェコスロバキア映画マルチスクリーン映画ワイド・スクリーンおのみち映画資料館学校でのICT活用ドキュメンタリー劇ホームシアタープロジェクターシネマトグラフキネトスコーププラネタリウム交直両用電動機エクスパンドズームレンズ16ミリ映画フィルム送像リュミエールスプロケット

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

映写機の関連情報