キャスタブル耐火物(読み)キャスタブルたいかぶつ(英語表記)castable refractories

  • castable refractory
  • キャスタブル耐火物 castable refractory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

耐火コンクリートともいう。耐火性の大きな軽量骨材アルミナセメントを配合したもので,施工現場において通常のコンクリート工事と同様に水を和して使用する。施工法も一般のコンクリート施工の手法と同じで,しかも耐火性が大きいため,広く普及している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

流し込み施工する耐火物をいう。耐火物を粉砕した骨材に結合材としてのアルミナセメント(ときにリン酸塩やケイ酸ナトリウム)を配合したもので,いわゆる耐火コンクリートとして使用される。骨材には種々の耐火物が用いられるが,多くは粘土質,高アルミナ質のものを使用する。耐火性,耐熱性を目的とするキャスタブル耐火物と,軽量,断熱性を目的とする軽量キャスタブル耐火物がある。施工時に必要な水を添加し,型枠を用いて流し込むが,大容積のものになると補強材を使用して,炉殻につなぎとめ,荷重を分散させて強固な構造とする。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

化学辞典 第2版の解説

水と混合し,つき固めあるいは流し込んでから水硬(hydraulic set)によって構造物としての強度を発現する耐火骨材(refractory aggregate).水硬性物質には一般にアルミナセメントを用いるが,リン酸およびリン酸アルミニウムを用いるものも多い.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

ビットコイン

インターネット上で使用できる仮想通貨の一つ。日本円のような法定通貨とは異なり、通貨としての機能を持つ電子データであり、1ビットコインは、1BTCという単位で表記される。仮想通貨と似たものに、オンライン...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android