キリストの先在(読み)キリストのせんざい(英語表記)praeexistentia Christi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キリストの先在
キリストのせんざい
praeexistentia Christi

キリストがイエスとして地上に受肉する前に,すでに神の第2位 (御言葉) として永遠に存在していたとの信仰。神の永遠の言葉についての思索はすでに旧約聖書ユダヤ教のなかにその萌芽が見出されるが,これがキリストにあてはめられて明白な教えになったのはパウロにおいてで,『コロサイ人への手紙』1章 15には「御子はすべての造られたものに先立って生れたかたである」とあり,また『ヨハネによる福音書』では特に第1章においてキリストを先在する御言葉 (ロゴス) とする信仰が表明されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

ブラックフライデー

米国などで、感謝祭(11月第4木曜日)の翌日の金曜日のこと。休日とする職場が多く、商店にとってはクリスマス商戦の初日に当たる。「ブラック」は、買い物客による混雑、または黒字を連想させることから。→サイ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android