コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ギッフェンの逆説 ギッフェンのぎゃくせつGiffen’s paradox

世界大百科事典 第2版の解説

ギッフェンのぎゃくせつ【ギッフェンの逆説 Giffen’s paradox】

価格上昇がその財の需要増加させる現象をいう。〈価格の上昇(下落)は,その財の需要を減少(増加)させる〉という需要法則に対する反例として有名である。価格上昇が財の需要に及ぼす効果は,代替効果所得効果に分解され,前者は,その財の需要を必ず減少させる。他方,所得の減少に対して需要を増加(減少)させる劣等財(正常財)であれば,所得効果は需要を増加(減少)させる。したがって,財が劣等財で,しかもその所得効果が代替効果を凌駕(りようが)するときにのみ,ギッフェンの逆説が生じる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ギッフェンの逆説の関連キーワード価格効果・所得効果ベブレン効果

今日のキーワード

所信表明演説

政府の長が施政に関する考え方を明らかにするために行う演説。日本の国会では、臨時国会や特別国会の冒頭に内閣総理大臣が衆議院および参議院の本会議場で行い、当面の問題を中心にその国会における内閣の方針を示す...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android