現代外国人名録2016 の解説
クエンティン タランティーノ
Quentin Tarantino
- 職業・肩書
- 映画監督・プロデューサー,脚本家,俳優
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1963年3月27日
- 出生地
- テネシー州ノックスビル
- 学歴
- サンダンス・インスティテュート(ユタ州)卒
- 受賞
- アカデミー賞脚本賞(第85回)〔2013年〕「ジャンゴ 繫がれざる者」,ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭批評家賞(第4回)〔1993年〕「レザボアドッグス」,カンヌ国際映画祭パルムドール(第47回)〔1994年〕「パルプ・フィクション」,ニューヨーク批評家協会賞監督賞・脚本賞(第60回)〔1994年〕「パルプ・フィクション」,ロサンゼルス映画批評家協会賞作品賞・監督賞・脚本賞〔1994年〕「パルプ・フィクション」,全米批評家協会賞作品賞・監督賞・脚本賞(第29回)〔1994年〕「パルプ・フィクション」,D.W.グリフィス賞作品賞・監督賞(第77回)〔1994年〕「パルプ・フィクション」,ゴールデン・グローブ賞脚本賞(第52回,1994年度)「パルプ・フィクション」,アカデミー賞オリジナル脚本賞(第67回,1994年度)「パルプ・フィクション」(共同執筆),BAFTA賞オリジナル脚本賞(第26回,1995年度)「パルプ・フィクション」,MWA賞(映画賞)〔1995年〕「パルプ・フィクション」,ゴールデン・グローブ賞脚本賞(第70回,2012年度)「ジャンゴ 繫がれざる者」,全米放送映画批評家協会賞脚本賞(第18回)〔2012年〕「ジャンゴ 繫がれざる者」
- 経歴
- 小さい頃から日本映画に親しみ、特にやくざ映画の義理と人情の世界に影響を受けた。映画でのキャリアをゴダールの「リア王」などの端役でスタート。1985年頃から監督を目指して脚本を書き始め、脚本第1作目「トゥルー・ロマンス」(’93年)はトニー・スコット監督で製作された。’92年「レザボア・ドッグス」で監督デビュー、トロント国際映画祭やストックホルム国際映画祭のグランプリを獲得するなど世界中で高い評価を受ける。’94年には2作目「パルプ・フィクション」でカンヌ国際映画祭パルムドールをはじめ数々の賞を受賞。人気シリーズ「フロム・ダスク・ティル・ドーン」では製作総指揮の他、俳優としても出演。他の監督作品に「ジャッキー・ブラウン」(’97年)、「KILL BILL(キル・ビル)」(2003年)、「キル・ビルVol.2」(2004年)、「デス・プルーフinグラインドハウス」「グラインドハウス, U.S.A.バージョン」(2007年)、「イングロリアス・バスターズ」(2009年)、「ジャンゴ 繫がれざる者」(2012年)、脚本に「ナチュラル・ボーン・キラーズ」(オリバー・ストーン監督)などがある。また、「フォー・ルーム」(’95年)、「シン・シティ」(2005年)など、ロバート・ロドリゲスとの共同製作は7本にのぼる。2004年カンヌ国際映画祭審査委員長、2010年にはベネチア国際映画祭審査員長を務めた。親日家としても有名で、1993年以来来日多数。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報