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やくざ映画 やくざえいが

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世界大百科事典 第2版の解説

やくざえいが【やくざ映画】

やくざを主人公にした映画の総称であるが,これが〈時代劇に匹敵する〉ジャンルとみなされるようになったのは1960年代に入ってからのことである。すなわち,〈時代劇の王国〉として栄えてきた東映が,60年代に入って勢いが衰えてきたときに,その路線を現代活劇に転換し,63年の《人生劇場・飛車角》(沢島忠監督)と《暴力街》(小林恒夫監督)と《昭和俠客伝》(石井輝男監督)という3本の〈現代ヤクザ劇〉(東映の大川博社長は当時の談話で〈ヤクザもの〉という表現も使っている)の好評をきっかけに,〈東映任俠映画路線〉を打ち出し(のち70年代に入ってからは《仁義なき戦いシリーズとともに〈実録路線〉となる),時代劇に代わるプログラム・ピクチャーの主流として多数の観客を動員し,一大ブームになってからのことであった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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