クラアラクス低地(読み)クラアラクスていち(その他表記)Kura-Araksinskaya nizmennost'

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クラアラクス低地」の意味・わかりやすい解説

クラアラクス低地
クラアラクスていち
Kura-Araksinskaya nizmennost'

アゼルバイジャン東部にある平原クラ川アラス川の下流域に広がり,東はカスピ海に面する。標高 200m以下の低地からなり,海面下の地域もある。亜熱帯気候乾燥地帯で,灌漑農業が行なわれ,冬季には牧場として利用される。綿花ブドウなどの果樹栽培も盛ん。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android