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クラミジアによる咽頭炎、扁桃炎 くらみじあによるいんとうえんへんとうえん

家庭医学館の解説

くらみじあによるいんとうえんへんとうえん【クラミジアによる咽頭炎、扁桃炎】

 感染症の原因菌であるクラミジアは現在4種類が知られていますが、咽頭や扁桃に感染症をおこすのは、クラミジアニューモニエといわれるものです。これは、性感染症の原因菌であるクラミジアトラコマチスとはちがい、せきやたんなどによる飛沫感染(ひまつかんせん)で発症すると考えられています。おもに気管支炎や肺炎などの下気道炎(かきどうえん)の原因菌となりますが、上気道炎(じょうきどうえん)もおこします。
 のどが痛い、のどに違和感がある、乾いたせきが出る、微熱などの症状がおこります。
 咽頭炎に効く抗生物質を1週間以上内服しても症状が変わらない場合、クラミジアが原因である可能性があります。
 従来、慢性咽頭炎、咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)と診断されていたなかに、このクラミジアによる咽頭炎、扁桃炎があることがわかってきました。おもに血液検査で診断がつきます。
 マクロライド系かニューキノロン系抗生物質の1週間から10日間程度の内服で治癒(ちゆ)します。

出典|小学館家庭医学館について | 情報