クリ文化(読み)クリぶんか(その他表記)Kulli culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クリ文化」の意味・わかりやすい解説

クリ文化
クリぶんか
Kulli culture

パキスタン,南バルチスターンの前 3000年紀の金石併用期文化。 1927年に M.スタインの調査したコルワ地方のクリ遺跡の土器を指標とする。建物は泥煉瓦を用いている。土器は淡黄色の地に黒色で描く彩文土器で轆轤 (ろくろ) を用いている。文様は中央に胴長瘤牛や木などを描く文様帯が断絶なしに一周し,その上下に幾何学文などの帯がある。テラコッタの女性像,動物像も多く,石製容器も供伴する。メヒ遺跡の墓は火葬で,ここではインダス文明の影響もみられる。

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