クルクシェトラ(英語表記)Kurukshetra

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クルクシェトラ」の意味・わかりやすい解説

クルクシェトラ
Kurukshetra

インド北西部,ハリヤナ州北部の町。デリーの北約 150km,豊かな穀倉地帯に位置。前 1500年にアーリア人定住を始めた地で,『マハーバーラタ』にもクルクシェトラの地名が出ている。ヒンドゥー教聖地で,日食時に他の聖水がすべて集ると信じられている聖浴場があり,日食の日には数十万のヒンドゥー教徒が集る。ギタバワン寺,ビルラマンディル寺など多くの寺院や,大量の大理石を用いたシェイクチリ・ジャラール廟がある。人口8万 1275 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android