コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

クルマガイ クルマガイ Architectonica trochlearis; sundial shell

2件 の用語解説(クルマガイの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クルマガイ
クルマガイ
Architectonica trochlearis; sundial shell

軟体動物門腹足綱クルマガイ科。殻高 3cm,殻径 6cm。殻は低い円錐形で,螺層は 10階。殻底は平らで広く,また臍孔も広くて大きく,殻頂のほうまで螺層が見える。殻の縫合と周縁とに黒色斑列があり,これが車を思わせるのでその名がある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クルマガイ
くるまがい / 車貝
sun dial shell
[学]Architectonica trochlearis

軟体動物門腹足綱クルマガイ科の巻き貝房総半島以南の西太平洋、インド洋の水深30~60メートルの細砂底にすむ。低い円錐(えんすい)形で、殻高30ミリメートル、殻径63ミリメートルに達し、車輪を連想させる。ラテン語の学名は「滑車」の意味である。胎殻は左巻きで殻頂の中に埋もれていて、後生殻は右巻きであり、10回以上巻く。殻底は平らで、臍孔(へそあな)は広いため、その臍孔から殻頂を見ることができる。縫合の下と周縁近くに深い螺(ら)状溝を巡らし、その間は滑らかで、弱い成長線がある。黄褐色の地に、縫合下と周縁に断続する黒褐色帯がある。この科に属する種は日本でおよそ30種あり、いずれもスナギンチャク類や近縁の腔腸(こうちょう)動物を食べ、それらの群体の上で寄生的な生活を送る。[奥谷喬司]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

クルマガイの関連キーワード多板類頭足類軟体動物有肺類後鰓類前鰓類象水母車貝軟体類

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone