ク・くつ・はきもの(漢字)

普及版 字通 の解説


17画

[字音]
[字訓] くつ・はきもの

[説文解字]

[字形] 形声
声符は婁(る)。婁に(く)の声がある。〔説文八下に「履なり」とし、履の省文に婁声を加えた字とする。〔古今注、輿服〕に「履はの帶あらざるなり」とあるから、はかけ紐のあるもの、履は草履の類であろう。

[訓義]
1. くつ、はきもの、ひとえ底のくつ、かわぐつ。
2. はく、ふむ。
3. その地をふむ、その地位につく。

[古辞書の訓]
名義抄 クツ・フム 〔字鏡集 クツ・ハキモノ・タカシ・フム

[熟語]

[下接語]
・冠・糸・杖・織・践・素・草・納・皮・服

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報