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グロスター大聖堂 グロスターだいせいどうGloucester Cathedral

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グロスター大聖堂
グロスターだいせいどう
Gloucester Cathedral

イギリス,イングランド南西部のグロスターにある大聖堂。身廊,側廊は 1089~1160年に建造されたアングロ・ノルマン様式で,1329年に改装された南袖廊はパーペンディキュラー様式作例として著名であり,ケンブリッジキングズ・カレッジ礼拝堂の先駆的建築である。

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デジタル大辞泉の解説

グロスター‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【グロスター大聖堂】

Gloucester Cathedral》英国イングランド南西部、グロスターシャー州の都市グロスターにある大聖堂。7世紀創建のセントピーター修道院に起源する。11世紀から15世紀にかけて建造され、ロマネスク様式、ノルマン様式が混在する。16世紀の修道院解散令により大聖堂となった。13世紀にヘンリー3世の戴冠式が行われ、14世紀にエドワード2世が埋葬された。回廊のファンボールト(扇形天井)とステンドグラスの美しさで知られる。

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世界大百科事典内のグロスター大聖堂の言及

【グロスター】より

…しかし港湾機能はブリストルの台頭以後,低下している。ローマ都市のため旧市街には方格状街路が残り,681年創立の修道院を受けつぐグロスター大聖堂や,ノルマン風のセント・メアリー・ド・ロード教会がある。ブリストル海峡との間は,1827年開通のグロスター・シャープネス運河が連絡している。…

【ゴシック美術】より

…それとともに,巨大な窓のデザインも巧みに4葉形,並列波線を組み合わせる。これに対して,すでに14世紀半ばから新しい方向が現れ,ボールトのデザインは,各支柱の上端にシュロの木のように扇状にひらく形式をとり(グロスター),かつ巨大な窓には数多くの直線格子をたて,それを水平に結ぶ横線と組み合わせる枠形式をとり,垂直様式を生むようになる(グロスター大聖堂内陣の高さ22mの窓,ヨーク,カンタベリー,ウィンチェスターなどの14世紀後半の改造部)。この様式は合理的な実際的意向をよく反映しているもので,14世紀中期以降は,建築活動の対象は教区教会堂(コベントリーのセント・マイケル,ブリストルのセント・メアリー・レドクリフなど),国王の礼拝堂(イートン,ケンブリッジのキングズ・カレッジ・チャペル,ウィンザー城の礼拝堂,ウェストミンスター・アベーのヘンリー7世礼拝堂など),ことに多数の富豪・貴族の邸館(マナー・ハウス),都市や組合のホールが主要なものであった。…

※「グロスター大聖堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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