百科事典マイペディア 「ケイ素酸素四面体」の意味・わかりやすい解説 ケイ(珪)素酸素四面体【けいそさんそしめんたい】 ケイ酸塩の結晶構造の単位SiO4。正四面体の中心にケイ素原子が,4頂点に酸素原子が位置したもので4価の負の荷電をもつ。ケイ酸塩はこの四面体が配列し,その間に金属イオンが入って中性の塩となる。結合してケイ酸塩をつくるときは頂点のOを共有する構造をとり,稜(りょう)あるいは面を共有することはない。→関連項目ケイ(珪)酸塩鉱物 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報