同一平面上にない四つの点A、B、C、Dがあるとき、そのなかの3点で決まる四つの平面で囲まれた部分を四面体という。この四つの点を四面体の頂点、三つずつの頂点を頂点にもつ四つの三角形を四面体の面、二つずつの頂点を結んでできる六つの線分を四面体の辺という。
[栗田 稔]
(1)外心 四面体の四つの頂点を通る球面を外接球、その中心を外心という。外心は各頂点から等距離で、各辺の垂直二等分面の交点であり、各面の外心を通ってその面に垂直な直線の交点にもなっている。
(2)内心 四面体の中にあって四つの面に接する球を内接球、その中心を内心という。内心から四つの面へ至る距離は等しい。
(3)重心 各頂点に等しい質量が置かれているときの重心が四面体の重心で、これは四面体に一様に質量が分布しているときの重心にもなっている。重心は、各頂点と、向かいあった面(三角形)の重心とを結ぶ線分を3対1の比に分ける点で、向かいあった辺の中点を結ぶ線分の中点にもなっている。
[栗田 稔]
tetrahedron
結晶のとる図形の一種。三角形四つによって囲まれた閉じた図形。このうち正四面体は等大の正三角形四つによって囲まれ,立方晶系に属する。等大の二等辺三角形四つに囲まれるものは正方晶系,等大の不等辺三角形四つに囲まれるものは直方晶系に属し,それぞれの結晶軸は向き合った稜の中点を結ぶ三つの方向にある。単斜晶系・三斜晶系の四面体は2種以上の三角形から構成される。SiO4,CH4などの原子団,分子の形や配位形にも用いられる。
執筆者:高野 幸雄
参照項目:鉱物の分類(化学組成による分類)
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
…底面がn角形である角錐をn角錐という。三角錐は四面体とも呼ばれる。底面が正n角形で側辺の長さがすべて等しい角錐を正n角錐と呼ぶ。…
※「四面体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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