ゲオルク・モリス・コーエン ブランデス(英語表記)Georg Morris Cohen Brandes

20世紀西洋人名事典 の解説

ゲオルク・モリス・コーエン ブランデス
Georg Morris Cohen Brandes


1842.2.4 - 1927.2.19
デンマーク思想家,文芸批評家。
ユダヤ系で宗教色の少ない家庭に育ち、コペンハーゲン大学法律哲学を学ぶ。イギリスフランスドイツに巡遊し、ルナンテーヌ、ミルらと親しく交わり影響を受けた。1871年に帰国し、1872〜90年までコペンハーゲン大学で「19世紀文学主潮」を講義し、思想界を刺激した。1870年以降、第一次世界大戦までのデンマークの思想界の指導者的存在であった。主著に「ロシア印象記」(1888年)、「キルケゴール」(’77年)等があり、新時代思想の機関紙となった「19世紀」(1874〜77年)の編集を行った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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