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ゲルビヌス ゲルビヌスGervinus, Georg Gottfried

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゲルビヌス
Gervinus, Georg Gottfried

[生]1805.5.20. ダルムシュタット
[没]1871.3.18. ハイデルベルク
ドイツの歴史家。自由主義のため「ゲッティンゲン七教授事件」で職を追われたが,1844年ハイデルベルク大学教授となる。フランクフルト国民議会では憲法委員会で働いた。主著『ドイツ国民文学史』 Geschichte der poetischen Nationalliteratur der Deutschen (5巻,1835~42) ,『ウィーン条約以後の 19世紀史』 Geschichte des 19. Jahrhunderts seit den Wiener Verträgen (8巻,56~66) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゲルビヌス【Georg Gottfried Gervinus】

1805‐71
ドイツの歴史家で〈ゲッティンゲンの七教授事件〉の一人。歴史家としては《ドイツ文学史》5巻(1835‐42)の名著があり,文学をその時代との関連でとらえようとしたことで知られる。しかし彼が自分の最大の課題としたのは,著作活動を通じて世人の政治的関心を喚起することであった。1847年自由主義的《ドイツ新聞》を発刊,48年にはフランクフルト国民議会議員に選ばれている。【坂井 栄八郎】

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世界大百科事典内のゲルビヌスの言及

【ドイツ文学】より

…この世紀の際立ったもう一つの現象は,多数の文学史が書かれたことである。ゲルビヌスの《ドイツ国民文学史》はその代表的なもので,小国家割拠の状態を克服するための統一的国民意識を涵養しようとした。
[政治性と多様化]
 プロイセンによって強行された1871年のドイツ統一以後,この軍事的・政治的統一に欠落していた文化的内実を回復するために,ますます国民文学の意識の強化がはかられ,文学研究を通じて国粋主義の核がおかれたが,その反面,ゾラ,イプセン,ワイルド,トルストイなど多数の外国作家の受容が行われ,ドイツ文学は思想と表現の幅を急激に広げると同時に,内部に深刻な緊張を胚胎した。…

※「ゲルビヌス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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