コピタル(その他表記)Jernej Kopitar

改訂新版 世界大百科事典 「コピタル」の意味・わかりやすい解説

コピタル
Jernej Kopitar
生没年:1780-1844

ユーゴスラビアの言語学者。スロベニア人ウィーン法律を学ぶ。スロベニア語などの検閲官,宮廷図書館館長,顧問官をつとめ,ウィーンにて没す。ドイツ語最初のスロベニア語文法書を出版したり(リュブリャナ,1809),カラジッチのセルビア民謡収集を援助するが,ジャンセニスムに傾きすぎて,俗語で新文学をつくりつつあった同郷人F.プレシェレンを認めないという誤りもおかした。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 一生 田中

世界大百科事典(旧版)内のコピタルの言及

【スラブ学】より

…すなわち,9世紀後半にモラビアに布教したキュリロスメトディオス兄弟が案出した最古のスラブ文字(グラゴール文字と呼ばれる)とその言語(古代教会スラブ語)の研究であり,この分野は現在ではキリロメトディアナCyrillomethodianaの名称で呼ばれている。初期の代表的なスラブ文献学者は,チェコのドブロフスキー,スロベニアのコピタル,ロシアのボストーコフAleksandr Khristoforovich Vostokov(1781‐1864)である。 スラブ学の研究が本格化するのは19世紀前半からである。…

※「コピタル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む