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スロベニア共和国の国語。南スラブ語群に属する。国内で約200万の人々によって話されるほか、オーストリア、イタリア、ハンガリーの一部でも話され、全体で約222万の言語人口をもつ。スラブ語派中もっとも方言分裂の著しい言語で、約50の方言があり、七つの方言群に区分される。文字はラテン文字を用い、補助記号のついたč、š、žの3個を含めて全部で25個ある。母音は、アクセントのある場合、長母音と短母音、開口母音と閉口母音が対立する。形態面では、名詞類の数のカテゴリーにおいて両数の語形を保存し、動詞においては大過去の時制や目的分詞を保存するなど、スラブ語の古風な構造のおもかげをよくとどめている。古代教会スラブ語の写本の一つ『フライジング断片』(10世紀末ごろ)の言語はスロベニア語の原型と考えられている。標準文章語は19世紀末に形成過程が完了し、標準口語の規準は比較的最近、確立された。
[栗原成郎]
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